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2015.03.10
地方創生 誰が担うのか
安倍晋三首相は、「アベノミクスの風を全国津々浦々に届ける」と『地方創生』を政権の看板政策に掲げています。
「国主導から地方主導へ。安倍政権が掲げる「地方創生」の最大の特徴は、自治体の創意工夫に日本の未来を託したことだ。」とは、3/1日経新聞の一節です。
昨年11月には地方創生関連2法案が成立し、人口減少克服に向けた「長期の人口ビジョン」と5か年の「総合戦略」を県と市町村が策定することが求められています。
まずは、今ある現実を直視し、安直な期待や漠然とした希望に逃げるのではなく、現実の姿を提示し住民と一緒に対策を考え実行することが求められています。
『地方創生』の主役は、基礎自治体である市町村です。
人口減少を止めるのは至難であることを前提として、人口減少の現実を直視し、将来を展望し、住民の生活の質を維持、向上していくための戦略を立てていかねばならないと思います。
そして、住民が我が故郷のために立ち上がろうという風を起こし、そのような想いをもった住民とともに戦略を地道に実行していかねばなりません。
県議として、市町村と連携した実効性の望める「長期の人口ビジョン」と「総合計画」を県が策定するように力を尽くしていきたいと考えています。
大江西平のあったか椿まつり会場でお会いできて光栄でした。天草のような、みんないい人ばかりの地域では、内から大ナタを振るような人は、でないと客観的にみて思います。観光資源が豊富でも、それらをルーティングして、継続的に観光客が訪れ、地域が潤うような仕組みをつくり出せるアイデアを実践しようと島内を東奔西走、東京でPRに努めてきましたが、ボランティアでやるには限界を超えてしまいました。いつかまた機会があれば、天草を訪れてみようと思っています。